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様々な支援を燃料にして、ドクターヘリは飛ぶ。

ドクターヘリの財源は、都道府県がドクターヘリ導入促進事業を導入する際に、国から支給される補助金。その金額は1年で約2億4千万円ですが、これは年間の出動件数を約600件程度と仮定して算出されたものです。民間のヘリコプター会社は、この予算の中でドクターヘリの運航を請け負いますが、北総HEMSのように年間の出動件数が1,000件を超える場合、多額の赤字を生み出すことになり、別の財源が必要になります。

ロンドンの救急ヘリコプターは、運航費用の約半分をスポンサー企業と市民からの寄付で補っています。これに倣い、北総HEMSでは平成23年より資金援助団体を募り、その対価としてその企業のロゴをドクターヘリの機体や、医師・看護師が着用するフライトスーツに貼り出しています。集まった資金は、運航を担当する朝日航洋（株）と当院で按分し、ドクターヘリの活動維持のための資器材購入や運航経費などに充当しています。スポンサー企業については、医療法に抵触しない範囲で、また社会通念上、ドクターヘリ事業に相応しいと判断される範疇で決定しています。北総HEMSのスポンサーシップに賛同していただけましたら、是非一度お声かけください。一般の皆様からのご寄付もお待ちしております